
主要な産業は何?農業と工業のバランスは?産業発展のカギはどこにあるの?などの疑問を持っている人は、ぜひ参考にしてみてください!
「アフリカの産業」と聞くと、つい鉱山とか資源のイメージが先に出てきますよね。でも実は、農業や漁業、観光業まで幅広く、しかも地域によってぜんぜんちがう顔を持っているんです。
ここでは、そんなアフリカの産業にまつわるちょっと面白い雑学を5つ紹介します!
チョコレートの原料であるカカオ豆、実は世界の約70%がアフリカ産なんです。 特にコートジボワールとガーナが2大生産国で、これらの国ではカカオが輸出の柱になっています。
でも面白いことに、現地ではチョコレートそのものはあまり食べられていないんです。「作るけど食べない」って、ちょっと不思議なギャップですよね。
出典:Tania DimasによるPixabayからの画像
ナミビアといえば砂漠!…というイメージが強いかもしれませんが、実は海岸沿いの漁業が経済の柱のひとつなんです。 寒流のおかげで海がめちゃくちゃ豊かで、特にアジやサバなどの回遊魚がたっぷり獲れるんです。
だから、「砂の国」なのに「魚の国」でもあるという、ちょっと意外な一面があるんですよ。
アフリカといえば金やダイヤモンドが有名ですが、最近注目されているのはコバルトやリチウムといった「未来の資源」。 特にコンゴ民主共和国は世界最大級のコバルト生産国で、これはスマホや電気自動車のバッテリーに欠かせない金属。
つまり、アフリカは今や「ハイテク社会を支える大陸」でもあるんです。
アフリカで製造業ってちょっと意外かもしれませんが、エチオピアでは縫製業が急成長しているんです。 特に中国やヨーロッパの企業が工場を建てて、Tシャツやジーンズを現地で作って輸出。
「アフリカ製のファストファッション」が世界に広がってるって、ちょっと驚きですよね。
タンザニアのサファリ観光客
野生動物を見に行くサファリ観光は、ケニアやタンザニアなどで重要な産業になっています。 しかも単にお金を稼ぐだけじゃなく、観光収入の一部が自然保護や地域支援に使われる仕組みも増えてきていて、動物と人との“共生モデル”が進んでいるんです。
アフリカの産業って、掘って・獲って・売るだけじゃなくて、いろんな工夫や新しい動きが広がっているんです。
その一つひとつが、国や地域の個性を映していて、知れば知るほどおもしろい世界なんですよ。