
音楽やファッションの特徴は?どんな映画やダンスが人気?現代の若者文化は?などの疑問を持っている人は、ぜひ参考にしてみてください!
人類のはじまりの地とも言われているアフリカ。だけどそのすごさは、昔の話だけじゃないんです。たとえば映画や音楽、料理に文学、そしてスポーツにいたるまで、アフリカの文化って実は今もグイグイ世界に影響を与えてるんですよ。
古代エジプトやマリ帝国のような壮大な歴史がある一方で、今この瞬間もナイジェリアの映画が撮られてたり、セネガルの作家が新しい物語を紡いでいたり――そんな「昔と今」がつながってるのが、アフリカ文化の面白いところなんです。
この記事では、そんなアフリカの奥深い文化の中から食事・スポーツ・文学・映画・美術の5つのジャンルに注目して、「へぇ〜!」となる話を集めてみました。あなたの知らないアフリカ、のぞいてみませんか?
西アフリカの代表的な料理であるジョロフライス。トマトベースのソースで炊き込まれたスパイシーなご飯
出典:Courage AgamahによるPixabayからの画像
西アフリカでめちゃくちゃ人気の「ジョロフライス」っていう料理、ご存じですか? 簡単に言うと、トマトで味つけしたピリ辛の炊き込みごはんなんだけど――実はこれ、どの国のがいちばん美味しいかをめぐって、ちょっとした戦争が起きてるんです。
ナイジェリア、ガーナ、セネガル…それぞれが「うちのが本家!」「こっちの味が正統派!」って譲らない(笑)
SNSでも#JollofWarsってタグで言い合いが起きるくらい。 ごはん一杯で国のプライドがぶつかるレベルなんですよ。アフリカの食文化って、ほんと情熱がすごいんです。
Messan EdohによるPixabayからの画像
アフリカでいちばん熱いスポーツといえば、やっぱりサッカー!どの国でも、みんな本気で応援してます。 でも、その熱さにはちょっと不思議な一面もあるんですよ。
たとえば試合前にゴールの下にお守りを埋めるとか、シャーマンが勝利の儀式をやるとか… えっ?って思うかもしれないけど、これはアフリカに根づいた伝統的な信仰とスポーツが共存してるってことなんです。
ただの迷信って片付けるのはもったいない。信じる力も、プレーの一部なんですね。
アフリカの文学っていうと、難しそうなイメージあるかもしれません。でもね、実はそのルーツはすごく親しみやすいんですよ。
たとえば西アフリカにはグリオっていう語り部がいて、昔から村で物語や歴史を口で語り継いできたんです。音楽を交えたり、ジェスチャーを入れたりして、まるでライブのような語りなんですよ。
その文化が今の作家たちにも受け継がれていて、ナイジェリアのチママンダ・ンゴズィ・アディーチェみたいに、世界中に読まれてる作家も出てきてるんです。 「語る」ことって、アフリカの文化にとって命そのものみたいなもんなんですね。
アメリカのハリウッド、インドのボリウッドは有名ですよね。でも、ナイジェリアのノリウッド(Nollywood)は知ってますか?
これがまたすごいんですよ。なんと年間の映画制作本数が世界2位(時には1位)っていう勢いで、しかも撮影期間は1週間とかザラ。
スピード感もテンポもめっちゃ早い!恋愛、家族、宗教、社会問題――なんでも題材にして、とにかく生活に根ざしたドラマがどんどん作られてるんです。
最近ではNetflixなんかでも見られるので、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。
ネルソン・マンデラの壁画
出典:Ben KerckxによるPixabayからの画像
南アフリカの町を歩いてると、ネルソン・マンデラの顔がドーンと描かれたカラフルな壁画を見かけることがあります。 これ、ただのデザインじゃないんです。
アパルトヘイトの記憶や、人種の平等、平和への願い――そういった社会的なメッセージが詰め込まれてるんですね。 壁が“語る”ことで、人々の思いを伝えようとしてるんです。
最近はアフリカ発のアーティストが世界のアートシーンでも注目されていて、美術館やビエンナーレでも見かけることが増えてきました。アフリカの美術は今、まさに動いてるんです。
アフリカの文化って、昔ながらの伝統と今の時代のエネルギーがいっしょに息づいてるんですね。食べ物の味にも、スポーツの熱にも、本の中の言葉にも、人々の暮らしと歴史がぎっしり詰まっているのです。